こんばんは、Musukoです!
11月の下旬に、この地にこの鳥が来たという噂を聞いてから、ずっと行きたくてうずうずしていました!
ここ数年は現れてくれなかった、真赤な憧れの鳥、オオマシコ!!
ということで、ようやく叶った12月17日。
家から車で山道を登り、8時過ぎに到着しました。気温は2°Cの中、散策路を進んでいきます。
駐車場から続く道をまっすぐ、10分ほど登ると、東屋に到着。
カメラマンさんが大勢、1箇所に向けてカメラを構えて並んでいました。
そして、すぐに本命が登場!オオマシコのオス・若オスでしょうか!もちろんライファーです。
そして、すぐに地面に降りてきてくれました。
が。これは...?思いっきり、餌付けされていますね...。
餌付けしている、と言う噂は聞いていましたが、ここまでガッツリしているのは予想外でした。
ステージを置き、人がぐるっと囲んでおり、柳沢峠のコマドリを彷彿としますね。
とりあえずオオマシコに出会えたので、他の林道を歩きます。
しばらくと、炭窯の付近で、突然頭上から「フィー、フィー」と言う声が!この姿は...ウソだ!正確にはウソというのは嘘で、お腹が赤いアカウソですね。(日本語が紛らわしい 笑)オス2羽でしばらく、頭上で採食に夢中の姿を見せてくれました。真っ赤なウソです。本当です。笑
さらに、近くにはアトリ3羽とマヒワ1羽も登場。アトリ科の野鳥大集合ですね!
今年は例年より、全体的に冬鳥が多い気がします。ありがたや。
ひと段落したあと、デイキャンプ場まで下ってみましたが、ルリビタキの声のみ。
学習展示館まで登ると、今度は亜種ウソが見られました。正確には尾羽の羽軸とかを見るようですが、難しいのでお腹の色で判断しました。
そこから東へ進んでいくと、例の東屋につながります。
その道の途中で、山の斜面の樹上に、オオマシコを発見。逆光でよく見えないので、しばらく待っていると、斜面の下草に降りてきました!口元の下の、白い鱗模様がカッコいいですよね。
餌付けされている個体ではあるんでしょうが、ちゃんと自力で餌をとっている姿も見れて安心しました。
個人的には、餌台よりも自然に近い姿の方が惹かれます。
ただ、少し距離がある上に暗いので、カメラマンさんたちはステージの前からは動きませんでした。
「鳥を撮りたい」というより「綺麗な写真が撮りたい」方々なんでしょう。価値観の違いですね。
その後、警戒心を少しずつ解いて、餌台へ。狭い台に何個体も集まるので、時折威嚇なんかもしていました。餌を狙って、オオマシコ以外にも、シジュウカラ・コガラ・ヤマガラなども見られます。確かに、こっちの方がもちろん綺麗なんですが...
再び完全に、餌台で採食モードになったので、移動。
園内をかなりグルグルしたのち、学習展示館と駐車場を結ぶウェルカムロードを歩いてみます。
かなり雰囲気は良かったんですが、この日はもの凄い強風だったこともあり、鳥は少なめ。
キクイタダキとクロジ、ミソサザイは声のみ、ルリビタキとカケスも姿は見たものの撮れずでした。
それでも、往復して戻ってくる途中で、アカウソが近くに来てくれました。ウソの声は、距離感や方向が掴みづらくて難しいです。
もう12時をまわっていたので、最後にもう一度オオマシコのいる東屋へ。
かなり人も減っており、5〜6人ほどだったので、期待していると。東家から2、3mしか離れていない、山の斜面に群れがいました!
餌台ではない場所でも、これほど好条件で見られたのはラッキーでしたね。エンジェルポーズやスサーも見せてくれて、かなり寛いでいる様子。
さらに、今日はなかなか見られなかった、若オス(?)もいます!顔やその周辺がうっすら赤いです。落ち着いた色合いで、オスの成鳥とは違った魅力があります。お腹側はちょっと苺みたい。かわいいです。
その後もしばらく、群れ全体をかなり近くで、じっくり観察できました。
長年憧れていた鳥ですし、これだけしっかり観察できたのは楽しかったです。
次は、自力で、餌付けなしで出会えたらいいですね。
ということで、県民の森はここで撤収。
その後、浅羽ビオトープに寄ってみましたが、ハイタカ・カワセミ・ジョウビタキなどには出会えたものの大きな収穫はなし。
こちらのクサシギは、なんとブログ初登場でした。
イソシギとめちゃくちゃ混同してそうですね..。笑
ということで、この日の探鳥は終了です。
餌付け絡みになると、どうしても文章量が増えてしまいます..。気をつけよう。
今日はクリスマスイブということで、今年もあと一週間ですね。
ハジロコチドリを見に行ってから、もう1年経つと思うと、早かったなぁと感じます。
またどこかで、今年のまとめの記事を書きたいな..。
それでは。
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