こんばんは、Musukoです!
いよいよ11月ですね。
この日は、前日から赤倉高原に宿泊。
去年の秋・今年の春も訪れたところですね。半年ぶりになります。
今年のGWは、戸隠でノジコ・コルリなど、ホテル周辺でもオオルリ・サンショウクイなどが見られたので、今回も期待が膨らみます。
ということで、11月5日は、8時前から戸隠森林植物園へ。
最近クマのニュースが多かったのと、日の出が遅いので、あまり早朝からは行きたくありませんでした。そろそろ冬眠してくれ..。
奥社参道の入り口から入ると、お店の軒の下に、なぜかミソサザイが来ていました。カラ類のためにヒマワリが撒かれているんですが、それ目当てではなさそうです。なんだろう。
ミソサザイは、もう囀っている個体もいましたね。
もう落葉がかなり進んでいたので、カラ類は簡単に見られました。
まずは一番多いコガラ。相変わらずのベレー帽が可愛い。
そして、ゴジュウカラ。かなり個体数が多いように感じました。
続いて、キバシリ。キバシリはかなり少ないですが、シジュウカラ、ヒガラなんかも少なめでした。
さらに、エナガ。
(この辺は写真の時系列がぐちゃぐちゃですがお許しを。)
そして、驚いたのが、どの鳥も凌ぐほど多かったカシラダカ!そこらじゅうの地面で、群れで採食していました。
ミヤマホオジロも混ざっていないかと思ったんですが、見つからず。
前回ノジコを見かけた、湿原のあたりに差し掛かると、遠くに小鳥の群れが。
かなり距離がありましたが、無理やり撮ってみると。アトリとマヒワ(+どこでもいるカシラダカ)の群れでした!
マヒワに出会うのは1年半前の八溝、アトリも去年の妙高以来なので、相当久しぶりです。
少しずつ群れが近づいてくるのを待っていると、突然目の前にアオゲラが降臨。何かの実を食べているようですね。
しばらく待っていると、遠くから、動画で予習しておいたイスカの鳴き声が!!!
今年は当たり年と言われ、関東にもかなり飛来しているという噂は聞いていましたが、実際に存在を感じると、緊張が走ります。
落ち着いて、とりあえずマヒワを撮っていると。あれ、嘴がイスカだ..。
キョッキョッキョッと鳴きながら、かなりの数の群れで近づいてきます!
そして、一羽だけ頭上の高い木の梢に!ボケてますが、イスカだ!!!!!!!!
まともに撮れないうちに群れごと飛んでいってしまいましたが、いきなりの出会いにびっくりです。
久しぶりのはじめまして、ライファーですね。
飛んだ際に20羽以上の群れだと分かったので、園内をひたすら歩き回って探します。
30分ほど歩いてると、再び例の鳴き声が!
そして、水芭蕉の小道のあたりに、群れで降りてきました!警戒心はかなり強い様で、なかなか近づけません。
それにしても、オスの赤は鮮やかでしたね。ここまで赤い鳥は、日本だと他にはアカショウビン・オオマシコくらいでしょうか。
やはりイスカも含めて、滅多に会えない憧れの鳥だったので、嬉しかったのを覚えています。
どうやら茂みの中で水浴び・水飲みしているようなんですが、警戒心の薄い個体は、その際にかなり近くまで来てくれました。近づいてきてくれるのはメスばかりでしたが、特徴的な嘴や体型、オリーブ色の羽色などを堪能できました。嘴のズレ方は、どの個体も同じなのかと思っていましたが、そんなことないんですね。
上の個体は下の嘴が右に出ていますが、下の個体は逆でした。
その後、モミの木園地の梢に止まり、奥社方面に飛んで行きました。
しばらく戻ってくる気配がなかったので、再び散策を続けます。
シラカバ平の辺りで、突然頭上から、ツグミ類の、ツーという声が!
見上げてみると。なんと、すぐ上にいました!
アカハラか、マミチャか...。
実を食べているのに夢中だったので、顔が見える位置へ移動。マミチャジナイ!!
今季は水元・石神井に続いて、11月に入っても出会えるとは思いませんでした。
その後、ツグミの群れに追い立てられて飛んで行ったので、追いかけてみます。
そういえば、ツグミはほとんどまともな写真を撮れませんでしたが、かなりの数が来ていましたね。
飛んで行ったあたりを探していると、目の前にアオゲラが!5mもないほどの距離だったと思いますが、特にこちらを気にしてはいなさそうでした。実も食べるんでしょうけど、できれば虫がいいんですかね。
さらに、またもや例の声がして、イスカの群れが登場!この時もやはり、全く近づかせてもらえませんでした。難しい...。
さらにさらに、イスカに混じってマヒワまで!マヒワはハンノキが大好きなようで、大体そこで見かけましたね。
イスカもアトリもマヒワも、全てアトリ科なので、やはり動き方など(?)は似ているな、と感じました。
そして、近くにあったツルマサキに、探していたマミチャが登場!二羽いましたが、枝被りばかりで上手く撮れないうちに、シロハラとツグミに追い出されてしまいました。
10時半くらいになると、朝に比べると鳥たちがあまり活発に動かなくなってきたので、鏡池方面へ向かってみます。
道中ではカケスしか見かけませんでした。
天命稲荷の少し手前辺りで、植物園方面にイスカの群れが飛んで行ってるのを見つけ、折り返して追いかけます。
実はこの先に、イスカが低くでみられるポイントがあったようです。残念。
そして、結局植物園ではイスカはろくに見られず、ゴジュウカラとコガラが癒してくれました。どちらも、地面に降りて餌を探していました。
もう樹上にはあまりないんでしょうか。ここはもうすぐ、厳しい冬が来るのでしょう。
カラ類を見ていると、突然アカゲラのけたたましい声が聞こえ、林の奥から猛禽が!
ふら〜っと飛んだかと思うと、急旋回してゴジュウカラに襲いかかりましたが、間一髪で逃げ切ったよう。枝に止まったところを見ると、ハイタカのようですね。
逃げ切ったゴジュウカラは、その後ハイタカがいなくなると、すぐにまた餌を探していました。逞しいですね。
その後、この日はまだ行っていなかったみどりが池に行ってみると、ヒドリガモが何羽か来ていましたが、他のカモ類は見つからず。
去年の秋もヒドリガモだけだった気がしますが、同じ個体たちなのか?
13時くらいまで植物園とその周辺を散策し、探鳥終了。
その後、家族で鏡池に行ったり、戸隠神社に参拝したりしました。
念願だったイスカに出会え、マヒワやマミチャジナイなども含め、充実した探鳥でした!
標高の高い場所とはいえ、鳥の層がかなり冬へ移ろっていると感じましたね。
これから冬鳥たちが本格的に平地に来るまでは、鳥枯れ気味な状況が続きそうです。
早くルリビタキに会いたいな..。
それでは。
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