中学生「探鳥」日記

高校生になりました!初心者の探鳥日記です

戸隠森林植物園の野鳥 イスカ・マミチャジナイ他 2023年11月5日

こんばんは、Musukoです!



いよいよ11月ですね。

 

この日は、前日から赤倉高原に宿泊。

去年の秋・今年の春も訪れたところですね。半年ぶりになります。

今年のGWは、戸隠でノジコ・コルリなど、ホテル周辺でもオオルリサンショウクイなどが見られたので、今回も期待が膨らみます。

 

ということで、11月5日は、8時前から戸隠森林植物園へ。

 

最近クマのニュースが多かったのと、日の出が遅いので、あまり早朝からは行きたくありませんでした。そろそろ冬眠してくれ..。

 

奥社参道の入り口から入ると、お店の軒の下に、なぜかミソサザイが来ていました。カラ類のためにヒマワリが撒かれているんですが、それ目当てではなさそうです。なんだろう。

ミソサザイは、もう囀っている個体もいましたね。

 

もう落葉がかなり進んでいたので、カラ類は簡単に見られました。

まずは一番多いコガラ。相変わらずのベレー帽が可愛い。

そして、ゴジュウカラかなり個体数が多いように感じました。

続いて、キバシリ。キバシリはかなり少ないですが、シジュウカラ、ヒガラなんかも少なめでした。

さらに、エナガ

(この辺は写真の時系列がぐちゃぐちゃですがお許しを。)

そして、驚いたのが、どの鳥も凌ぐほど多かったカシラダカそこらじゅうの地面で、群れで採食していました。
ミヤマホオジロも混ざっていないかと思ったんですが、見つからず。

 

前回ノジコを見かけた、湿原のあたりに差し掛かると、遠くに小鳥の群れが。

かなり距離がありましたが、無理やり撮ってみると。アトリとマヒワ(+どこでもいるカシラダカ)の群れでした!

マヒワに出会うのは1年半前の八溝、アトリも去年の妙高以来なので、相当久しぶりです。

 

少しずつ群れが近づいてくるのを待っていると、突然目の前にアオゲラが降臨。何かの実を食べているようですね。

 

しばらく待っていると、遠くから、動画で予習しておいたイスカの鳴き声が!!!

今年は当たり年と言われ、関東にもかなり飛来しているという噂は聞いていましたが、実際に存在を感じると、緊張が走ります。

 

落ち着いて、とりあえずマヒワを撮っていると。あれ、嘴がイスカだ..。

 

キョッキョッキョッと鳴きながら、かなりの数の群れで近づいてきます!

そして、一羽だけ頭上の高い木の梢に!ボケてますが、イスカだ!!!!!!!!

 

まともに撮れないうちに群れごと飛んでいってしまいましたが、いきなりの出会いにびっくりです。

久しぶりのはじめまして、ライファーですね。

 

飛んだ際に20羽以上の群れだと分かったので、園内をひたすら歩き回って探します。

 

30分ほど歩いてると、再び例の鳴き声が!

そして、水芭蕉の小道のあたりに、群れで降りてきました!警戒心はかなり強い様で、なかなか近づけません。

それにしても、オスの赤は鮮やかでしたね。ここまで赤い鳥は、日本だと他にはアカショウビン・オオマシコくらいでしょうか。

やはりイスカも含めて、滅多に会えない憧れの鳥だったので、嬉しかったのを覚えています。

 

どうやら茂みの中で水浴び・水飲みしているようなんですが、警戒心の薄い個体は、その際にかなり近くまで来てくれました。近づいてきてくれるのはメスばかりでしたが、特徴的な嘴や体型、オリーブ色の羽色などを堪能できました。嘴のズレ方は、どの個体も同じなのかと思っていましたが、そんなことないんですね。

上の個体は下の嘴が右に出ていますが、下の個体は逆でした。

その後、モミの木園地の梢に止まり、奥社方面に飛んで行きました。

 

しばらく戻ってくる気配がなかったので、再び散策を続けます。

 

シラカバ平の辺りで、突然頭上から、ツグミ類の、ツーという声が!

見上げてみると。なんと、すぐ上にいました!

アカハラか、マミチャか...。

実を食べているのに夢中だったので、顔が見える位置へ移動。マミチャジナイ!!

今季は水元石神井に続いて、11月に入っても出会えるとは思いませんでした。

 

その後、ツグミの群れに追い立てられて飛んで行ったので、追いかけてみます。

そういえば、ツグミはほとんどまともな写真を撮れませんでしたが、かなりの数が来ていましたね。

 

飛んで行ったあたりを探していると、目の前にアオゲラが!5mもないほどの距離だったと思いますが、特にこちらを気にしてはいなさそうでした。実も食べるんでしょうけど、できれば虫がいいんですかね。

 

さらに、またもや例の声がして、イスカの群れが登場!この時もやはり、全く近づかせてもらえませんでした。難しい...。

 

さらにさらに、イスカに混じってマヒワまで!マヒワはハンノキが大好きなようで、大体そこで見かけましたね。

イスカもアトリもマヒワも、全てアトリ科なので、やはり動き方など(?)は似ているな、と感じました。

 

そして、近くにあったツルマサキに、探していたマミチャが登場!二羽いましたが、枝被りばかりで上手く撮れないうちに、シロハラツグミに追い出されてしまいました。

 

10時半くらいになると、朝に比べると鳥たちがあまり活発に動かなくなってきたので、鏡池方面へ向かってみます。

道中ではカケスしか見かけませんでした。

天命稲荷の少し手前辺りで、植物園方面にイスカの群れが飛んで行ってるのを見つけ、折り返して追いかけます。

実はこの先に、イスカが低くでみられるポイントがあったようです。残念。

 

そして、結局植物園ではイスカはろくに見られず、ゴジュウカラとコガラが癒してくれました。どちらも、地面に降りて餌を探していました。

もう樹上にはあまりないんでしょうか。ここはもうすぐ、厳しい冬が来るのでしょう。

 

カラ類を見ていると、突然アカゲラのけたたましい声が聞こえ、林の奥から猛禽が!

ふら〜っと飛んだかと思うと、急旋回してゴジュウカラに襲いかかりましたが、間一髪で逃げ切ったよう。枝に止まったところを見ると、ハイタカのようですね。

 

逃げ切ったゴジュウカラは、その後ハイタカがいなくなると、すぐにまた餌を探していました。逞しいですね。

 

その後、この日はまだ行っていなかったみどりが池に行ってみると、ヒドリガモが何羽か来ていましたが、他のカモ類は見つからず。

去年の秋もヒドリガモだけだった気がしますが、同じ個体たちなのか?

 

13時くらいまで植物園とその周辺を散策し、探鳥終了。

その後、家族で鏡池に行ったり、戸隠神社に参拝したりしました。

鏡池は、カルガモの他、イスカの声も聞こえましたね。

 

念願だったイスカに出会え、マヒワやマミチャジナイなども含め、充実した探鳥でした!

標高の高い場所とはいえ、鳥の層がかなり冬へ移ろっていると感じましたね。

 

これから冬鳥たちが本格的に平地に来るまでは、鳥枯れ気味な状況が続きそうです。

早くルリビタキに会いたいな..。

 

それでは。

 

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