中学生「探鳥」日記

高校生になりました!初心者の探鳥日記です

利根川の野鳥 ケアシノスリ・ハイイロチュウヒ他 2023年2月5日

こんばんは、Musukoです!

 

2/4の立春までは「寒の底」と言うらしく(ですよね?)、一番寒い時期は抜けたはずなんですがね。

電車内で見た、東京メトロの「運休や遅れの恐れ」という言葉にちょっとビビってるMusukoです。

なんだかんだ、毎年2月が一番雪降りません?

 

さて、それでは本題の、日曜日のお話を。

 

少し前に、利根川にケアシノスリがいる、との情報を得たんですが、

いざ場所が分かるとなかなか遠く、電車ではいけなさそうだったので、車で連れて行ってもらう事になりまして。

 

去年2度、荒川のケアシにチャレンジして玉砕されているので、2度ある事はなんとやら、にならないか心配だったんですが、振られた時の保険もかけて、いざ出陣。

 

到着は、8時過ぎでした。場所は本庄市の群馬寄りです。

天気は嬉しいことに快晴。日光の山々もよく見えます。

ケアシが見れれば綺麗な青空バック、さらに日光の山々バックでも撮れるかもしれない、と期待に胸を膨らませます。

カメラマンさんは20人ほどいましたが、到着後は本命は見つからず。

しばらく待機してみます。

 

河原にはセグロセキレイや、

マガモの群れ、

飛んでいくダイサギ

ホオジロ

大量にいたスズメなど。

スズメをたくさん見ると、なぜだか安心します。

 

1時間ほど待ち、ついに登場か!と思ったらミサゴ。

魚を持ってますが、遠すぎます。

 

それからさらに1時間ほど粘りますが、一向に現れず。

今回も・今年もダメだったか、と諦めかけて、

あと少ししたら、保険をかけていた場所に移動しようかと考え始めていると、ノスリが。

あれ、もう一羽いる?!

こちらはちょっと大きい気が...。

旋回していくのを、シャッターを切りながらファインダーで追っていくと。

突然、視界に真っ白な尾羽が飛び込んできました!!

ケアシノスリだ!!!!!!!

 

ずっと、お腹側の尾羽の黒い帯を識別点にしていましたが、体を翻した瞬間の尾羽の付け根の白が、とても鮮烈でした。

 

もっと早く帰らず、もう少し粘っておいてよかった〜!

何度か旋回して、ホバリングを始めました。

そして一度、中洲の葦原に飛び込みますが、失敗。

翼の内側も、白くてかっこいいですね..。惚れ惚れします。

そして、先ほどより少し近くで、もう一度ホバリング

光線条件は悪いですが、ノスリの仲間らしくホバリングが見れて良かったです。

最後の写真を少しいじると...。

名前の通り、指先ギリギリまで毛があるのが分かりますね。

 

ホバリングしていたかと思うと、いきなり急降下!

しばらくして、戻ってきました。狩りは失敗のようです。

一体何を狙っているのだろう、と思っていると、目の前の茂みに動く影が。

なんと、ネズミを咥えたイタチでした!どちらもケアシノスリなら食べそうですね。

 

引き続き、ケアシノスリを見ていると、ちょう山が背景の位置に!

なんというか、カッコイイを超えてもはや神々しいですね。

背中の白い模様が、うっすら雪を被った山に少し似ていると感じました。笑

この後、カラスに追われて、対岸の遠くへ。

様子を見ていると、どうやらカラスの標的は他にもいる様で。

カラスに追われて葦原スレスレを飛んでいくのは、なんと、ハイイロチュウヒのメスでした!

今季は何度も会えて、嬉しい限りです。

 

他にも、先ほどと同一かは分かりませんが、大物を持って飛んでいくミサゴも。

いつか飛び込みをバシッと撮ってみたいですね。

正午近くなり、そろそろ撤収かと思っていると、真上に猛禽が!

ノーマルのノスリでした。

 

ラストチャンスがあるか、と最後に粘っていると、ある女性のカメラを持った方に声をかけられました。

骨折のギブスがあるからか、カメラからか、僕がこのブログをやっていると分かった様で。

その方、一年ほど前に探鳥を始められたそうなんですが、その際、僕の石神井公園のブログを読んで、「都市公園にもルリビタキなどがいる!」と知ってくださったそう。

もちろん僕のブログなんか読まずとも、もっと素晴らしいブログを書かれている方は沢山いますから、その方は探鳥を始められたと思うんですがね。

僕のブログが、少しでも探鳥を始める、興味を持つきっかけになってくださったのであれば、それ以上にありがたく、嬉しい事はないですよね。

 

あまりお話しできませんでしたが、その様な趣旨の言葉をかけていただくと、本当に励みになります。

この記事を読んでくださっているかは分かりませんが、ありがとうございました!

 

 

鳥に話を戻しますと、最後に対岸の遥か彼方にいたミコアイサのオス2羽を証拠にもならない程度ですが撮って、

綺麗だった浅間山(?)を撮って撤収。

 

2年越しの夢だったケアシノスリに出会え、ハイイロチュウヒやミコアイサなど想定外の嬉しい出会いもあり、楽しい探鳥でした。

 

それでは、この後、保険になるはずだった場所に寄った話を書いて、日曜日のお話は終了ですが、それは別の記事で。

 

 


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