こんばんは、Musukoです!
9月は運動会やら定期考査やらで忙しいので、書けるときに書いておきたいですね。
これから、鳥も一番楽しいシーズンになりますし、本当に、秋は忙しいです。
さて、まだ1日目の午前ですね(このペースじゃやばいな)。
ヘルシンキ中央駅を通り、その北西にある公園へ向かいます。(写真は、駅前の銅像に乗っているニシコクマルガラス)
ヘルシンキの都市部では一番大きいであろう、海と繋がっている池があります。
公園に入ると早速、芝生に何か大きな鳥を発見。カモ目の鳥、水鳥ですね。なんだろう。スサーも見せてくれました。目の前を普通に人が通っても、特に気にする様子はありませんでした。こんな鳥がこれほど身近にいるのか...。
調べてみると、カオジロガンのようです。見た目そのままですね。笑
そして、池には見知った顔が!カンムリカイツブリだ!
彼も日本とは別亜種なんでしょうか。渡り鳥だと分からないです。
アオガラなどの混群を見ながら、歩道を進んでいきます。
人通りの少ない道に入ると、突然、目の前に小鳥が舞い降りました!なんだ、この天使は。あざといですね〜。可愛い。
コサメビタキやニシオジロビタキと近いものを感じますが、鳴き声と嘴の感じから、現地ではオジロビタキということにしました。
しかし、実はマダラヒタキのメスだと、Twitterで教えていただきました。海外だと尚更識別が難しい...。この、翼の白い模様が、識別点になるようです。
マダラヒタキの群れを見ていると、中に違う声が混ざっているのに気づきました。
その姿を追ってみると...。あれ...?コノドジロムシクイ...ですね...。
この写真を撮って、僕は真っ先に、自分の頬をつねりました。
実は、僕は以前からこの鳥が大好きで、何故かよく石神井で出会う夢を見ていたんです。
なので、また夢の中かと思ったんですが、つねった頬ははっきり痛いのです。
本物だ!!!!!
と思ったら、すぐに飛んでいってしまいました..。笑
大好きなくせに、てっきり北欧ではなくアフリカにしかいない鳥だと思っていました..。事前の調べ不足ですね。
しかし、完全に予想外だったことも重なり、飛び上がるほど嬉しかったのを覚えています。
その後、マダラヒタキの群れも去ると、ヨーロッパシジュウカラがようやくちゃんと姿を見せてくれました。お腹が黄色いのと、背中の模様は若干違いますが、かなり日本のシジュウカラに似てますね。
さらに道を進むと、遠くにモズの姿が。チゴモズのようなカラーリングですが、なんだろう、と思いつつ写真を撮っておきました。
その後調べると、セアカモズというのだそう。こっちも日本のものに似てますね。
行く先に丘があったので、少し登ってみます。
すると、遠くに小鳥の姿が。またカワラヒワかと思ったんですが...ゴシキヒワでした!
これも図鑑の中でのイメージが強かったので、実際に出会ったときは嬉しかったです。
さらに、足元にはクロウタドリの若鳥(?)や、
どこが青なんだかさっぱり分からない、ズアオアトリのペアがいました。個人的には、青と赤を間違えた説を推します。笑
丘を下ると、2羽の小鳥が追いかけあっているのを発見。左はコノドジロムシクイ、右は何かの幼鳥のようです。
状況的に、コノドジロムシクイの幼鳥でしょうか。親鳥から餌をもらっていたので、間違いなさそうです。
こちらも、成鳥に負けず劣らず可愛い。
池を一周して、始めのところに戻ってきました。
すると、先ほどカオジロガンがいたところに、シジュウカラガンの群れが!こちらは、日本と同じ亜種なんでしょうか。
ガンなら長距離の渡りもしますから、日本くらいの緯度から越夏しに来ててもおかしくないですよね。
そして、先ほどと同様カオジロガンもいます。カオジロガン 「溺れる!溺れる!」
Musuko 「溺れないでしょ。」
シジュウカラガン 「溺れる!溺れる!」
Musuko 「だから、ただの水浴びでしょ。」
同じガンですが、サイズはシジュウカラガンの方が圧倒的に大きかったです。
そして、日本でもお馴染みのコブハクチョウもいましたが、幼鳥がいるので、繁殖しているようですね。この辺だと在来種なんでしょうか。所々白い羽毛が見えるので、もうすぐ大人の白い体になるのでしょう。みにくいアヒルの子の話を思い出しました。笑
この公園は、市内観光のお昼休憩で訪れただけなので、1時間ほどしたら再び観光再開です。
その後しばらく観光し、17時ごろから暇になったので、ホテルの近くの公園に行ってみます。
銅像の上に鎮座するカモメ。頭がフンで真っ白ですが...。
赤い実がなっている木に、クロウタドリが来ていました。おいしそうですね。
今はヒナが巣立った直後のようで、木の実やミミズを一生懸命取っている成鳥をよく見かけました。
クロウタドリの上には、見慣れない姿の鳥が。シルエットはヒヨドリに似ていますが、サイズはかなり小さめです。
冠羽の赤が特徴的なこの鳥は、調べるとズグロムシクイというそう。
ズグロムシクイ科なので、確かにあまり日本では馴染みがない訳です。
近くには、2羽のヒタキもいます。
一羽はマダラヒタキ(撮影時はオジロだと思ってますが)で、
もう一羽は...?
エゾビタキにそっくりですが、何者でしょうか..。
ちゃんと観察しようと思ったら、いなくなってしまいました。
この謎は後日解けるんですが、ヒタキの識別は本当に難しいですね。
と言うことで、この後ホテルに戻り、夕食を食べて1日目は終わりです。
フィンランド料理で有名なサーモンスープが美味しかったです。
フィンランドの野鳥編、2日目に続きます。
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