こんばんは、Musukoです!
昨年のこの時期、僕は、控えめに言って絶好調だったんです。
コマドリ・キビタキに早い段階で出会え、夏羽シギチを堪能し、オオルリとサンショウクイをばっちり撮っていましたから、文句なしです。
一方、今年はと言いますと、未だ、オオルリ以外の夏鳥に出会えておらず、写真も崩壊。
何より、1ヶ月探鳥しなかったブランクで、鳥を見つける能力が落ちているのでは、という懸念が大きいのです。
こうなれば、一発逆転(?)を狙おう。
そして、もうすぐGWだ。
毎年GWは何をしていた?
・・・
コルリだ!!!!!!
ということで、都内の自宅からコルリを見に行くのは厳しいので、帰省も兼ねて祖父母の家に泊まりがけで行くことに。
因みに、いつも探鳥に連れてってもらう祖父は、恐らく親族一の僕のブログ読者。
ちゃんと書かねば...。笑
ということで、4月29日。
朝4時に起床し、矢板ICを降りて、コルリに出会えるかもしれない目的地へ向かい、県道を登って行きます。
晴れ予報だったんですが、周りは霧が立ち込めていました。
そんな中、車の窓を開けて走っていると、突然、すぐ近くの林から甲高い囀りが!
急いで車を止めてもらい、声の主を探すと。このシルエットは...。オオルリだ!!
写真では伝わらないかもしれませんが、その距離なんと3m!
人生最接近で、興奮からか手が震えます。笑
その上、朝6時の暗さと霧もあり、写真はなかなか思う様に撮れません。
でも、肉眼でも十分味わえる羽の青さと、間近で聞く囀りは圧巻でした!本当に、綺麗の一言に尽きます。
あっという間に飛び去ってしまいましたが、最高の時間でしたね。
引き続き、山道を登って行きます。
所々でキビタキ・オオルリ・コサメビタキ・クロツグミなどの囀りは聞こえるんですが、写真はなかなか撮れず。
唯一撮れたコサメビタキもこの出来ですが、今季初なので載せておきます。
取り敢えず、第一目的地に着いたので、周辺を散策します。
すると、早速近くの林から、聴き馴染みのある懐かしい声が。キビタキです!!
ようやく、待ちに待った今季初認を迎えることができました!こちらでも霧のせいでうまく撮れませんでしたが、しっかりオレンジで綺麗な個体ですね。
しばらく観察していると、近くにメスが現れ、猛アピール開始!胸を逸らし、尾羽を広げて上下させています。
あたりを忙しなく飛び回り、必死な様子。結局振られてしまった様ですが、見応えがありましたね。
メスは、こんなに綺麗な個体なのに、どうして振ったんでしょうか。
その後も、めげずに囀っていました。頑張れ!
鳥との新たな出会いを求め、熊との新たな出会いに怯えつつ、遊歩道へ入ります。
辺りを賑わしてくれるのは、シジュウカラ・ヒガラ・コガラ・コゲラなどのカラ軍団。この日は珍しく、コガラが一番気前よく出てきて写真を撮らせてくれました。相変わらずベレー帽が可愛い。
少し歩いたんですが、こちらではあまり気配を感じられず、撤収。
このあと、若干スポットを変えるんですが、そのお話はまた次回書きます。
「矢板市の野鳥」は、③くらいまで続きそうですね。
今までの夏鳥不足を挽回する濃ゆい内容なので、お楽しみに。
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