中学生「探鳥」日記

高校生になりました!初心者の探鳥日記です

戸隠森林植物園の野鳥① ノジコ・コルリ他 2023年5月4日

こんにちは、Musukoです!

 

GWのお話ですね。

 

この日から一泊二日で新潟に旅行に行くことになり、念願・悲願だった5月の戸隠へ!

早朝3時に東京を出発し、7時前に到着。渋滞にはまることなく着けました。

奥社への参道の入り口から、探鳥スタートです。

どの方向へ行こうか迷っていると、既に近くの林から、ニュウナイスズメの鳴き声が聞こえます。木の少し高いところに、メスを発見!

しばらく見ていると、あとを追うようにオスも現れました。

この辺に巣を作るつもりなのでしょうが、観光客も多いエリアなので、頑張って欲しいですね。

 

とりあえず、植物園内部へ向かいます。

すると、しきりに飛び回っている小鳥が。コサメビタキでした!

メスを巡る争いが熾烈なようで、絶えず追いかけ、追いかけられていました。

さらに進んでいき、先程の地図でミズバショウと書かれているエリアへ。

少し立ち止まってみると、サンショウクイのシャッターチャンスが!オスがメスに求愛給餌していますね

この季節は、みんな恋の季節ですね。

 

さらに、地面にはアカハラが登場。

少しずつ、鳥の気配が集まってきたなと感じていると。

 

アオジに似ていますが、少し異なる小鳥の囀りが!

前日から何度も何度も聴いて勉強しておいた、聴き覚えのある囀りです。

 

フィールドで実際に聞くのは初めてなので、興奮して探します。

すると!もしや...アイリングが白い!!!

間違いありません、ノジコです!!!今回の戸隠遠征、半分がこの鳥のためと言っても過言ではありません。朝日を浴びて、黄色が鮮やかに光っています。

 

周りに何人も野鳥目的の方がいましたが、鳴き声をご存知ないのか、僕しか気づいていないようでした。

 

この前のオオセッカの時も、なんなら探鳥を初めてからずっと感じていますが、

鳥の鳴き声は、200%覚えた方がいいです!

皆さんの探鳥スタイルにもよると思いますが、基本、視覚の情報だけで鳥を探すのは、大変です。

しかし、聴覚の情報があれば、視界外や視界内にいても気づかない野鳥に、容易に気付けます。

ここで全ては書きませんが、鳴き声でなんの鳥がいるのかわかることは、基本的にメリットしかないです。

 

また偉そうなことを書いてしまいましたが、戸隠に行って、あれほど気づかない方が多いのかと驚いたので、書かせて頂きました。

 

 

さて、15分ほどのノジコのサービスタイムが終わったので、先へ進みます。

モミの木園池へ向かっている途中、アオゲラの巣を発見。戸隠は、ニュウナイスズメゴジュウカラ、キツツキ類を始め、巣に張り付いている方が多い印象でした。

 

モミの木園池では、コサメビタキキビタキの縄張り争いが繰り広げられていました。キビタキが勝ったようで、その後しばらく、ハンノキにとまって囀ってくれました。

今日はこの他にも、何羽もキビタキを見かけました。幸せですね。

随神門と鏡池を繋ぐ道に突き当たると、コルリの囀りが聞こえてきました。

先客の方に場所を教えて頂き、なんとか発見。すぐに飛ばれてしまいましたが、出会えただけでラッキーです。

 

鏡池の方向へ歩いて行きます。

天命稲荷に差し掛かると、ミソサザイの囀りが。白樺の上で、尾羽と翼を広げて求愛ダンスをしていました!

小さい体で一生懸命囀っており、健気で可愛いです。

 

鏡池湖畔に到着。戸隠山を望む、最高の景色です。

湖畔にはモズと、サンショウクイもいました。普段は絶対撮れない距離感ですが、まだ葉が茂っていないおかげで、なんとか撮れました。

 

 

この後も続くのですが、分量的に、今回はここまでで。

普段なかなかいけない環境での探鳥は、新鮮で楽しいです。

ただ、熊だけには気をつけたいですね。

 

それでは。

 


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