中学生「探鳥」日記

高校生になりました!初心者の探鳥日記です

餌付けについて思うこと

こんばんは。Musukoです。

 

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さて、不定期開催の雑談のコーナーです。

 

なるべく重い内容にならないようにしますが、

面倒くさいと思うので読み飛ばしてもらって構いません。

 

 

 

 

本日、2度の『餌付け』を目撃しました。

 

いずれも、母親+小さい子で、カモやコイに

餌を撒いて、楽しんでいるようでした。

 

 

この光景を見て、僕はある本を思い出しました。

 

今から5年ほど前になるんですが、宮崎学さんの講演会に行って、

『イマドキの野生動物 〜人間なんて怖くない〜』を購入したんです。

 

その本のある一部なんですが、

 

 

「餌をやるのが意識的か無意識的か、

 (中略)それは単に人間側の区別にすぎず、

 餌を受ける側、つまり動物たちからすれば、

 それらが全て餌になることになんの違いもない。」

 

「現代人は何か大きな勘違いをしているように思えてならない。

 それは、自分の所有する土地は自分だけのもの、という思い込みである。

 土地所有はあくまで、人間同士の取り決めにすぎない。

 自然界には様々な生物が存在しているのだから、

 食べ物があれば取りに来るのは当たり前の話である。」

 

「彼らは、人間が野生動物に無関心で、

 もはや怖い存在ではないと知っている。

 だから、人間社会の懐にまで、

 大胆に入り込んでくるのである。」

 

 

これらは基本、本からそのまま引用させていただきました。

 

 

これらの餌付けは、オットさんをはじめとしたマナーのある

バーダーさん方が警戒していることとは、少し違う種類の餌付けですね。

 

 

無意識。

 

それが、この宮崎さんの話す餌付けの問題点ですね。

 

宮崎さんは割と害獣・害鳥の駆除という視点から、

人と動物のぶつかりを避けるため文を書いているように見受けられました。

 

 

しかし、宮崎さんの書くように、意識的にしろ無意識的にしろ

動物たちにとっては変わらないんですね。

 

それらは、宮崎さん・オットさんの危惧する、

警戒心の低下を起こし、人との衝突や乱獲の原因になる、

ということで良いでしょうか。

 

仮にマナーのないバーダーが減っても、同じようなこと、

動物たちにとっては同じようなことが、続いてしまうんですね。

 

 

だからこそ、バーダーも含めて、「動物たちと共存している」という

意識を持つことが、大事なんでしょうかね。僕も。

 

 

餌付け問題が、一筋縄では行かないと、実感しました。

 

 

まずまず、バーダーないだけでも解決しそうにないですがね...。

 

 

 

まずは自分から。

 

マナーを意識していこうと思います。

 

 

 

 

 


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