こんばんは、Musukoです!
高校入学して初めての定期考査が終わったので、その前の探鳥の記事になります。
この日は、昨年の冬くらいからずっと行きたいと考えていた、夏の稲敷市・妙義の鼻へ!
冬はハイイロチュウヒで有名ですが、夏はオオセッカやコジュリンが見られる数少ない関東の繁殖地なんだそう。
7時過ぎに到着し、早速葦原に降りて探鳥開始。
歩き始めて1分ほど、早速遠くの葦の上に鳥が。オオヨシキリにしては小さい..??!
顔が黒い!コジュリンです!!
いきなり出会えて驚きつつ、順光側へ移動していると飛んでしまいました。
この日のメインターゲットでしたが、意外と沢山いるのか?と思いつつ進みます。
オオセッカ、オオヨシキリ、セッカ、ホオジロの声はあちこちで聞こえました。
上空を通過して行ったセイタカシギ。6羽の群れでした。
この写真から伝わるように、この日は超曇天でした。
1番奥の観察小屋まで歩いたので、途中オオセッカが鳴きまくっていた辺りを探してみると。いましたいました!口全開で囀ってます。
時期的にディスプレイではなく縄張りを守るためでしょうが、囀り飛翔も相変わらずしていました。
そのあと降りた場所を探すと見つけやすいです。何度か止まっても囀るので、撮影は比較的楽。
遠い上に曇天ではありましたが、渡良瀬よりはまともな写真が撮れました。
後ろ側から見ると大きな楔形の尾羽が特徴的です。背景の茶色い点はオオヨシキリ。
オオヨシキリも数は多かったですが、撮影できるところに出てきてくれたのは数える程でした。撮らせてくれた目立ちたがり屋な子。
オオヨシキリと並んで葦原で1番多いのが、セッカです。オオヨシキリの口の中は赤ですが、こちらは黒。オオセッカやコヨシキリは黄色ですよね。
オオセッカを見ていると、突然頭上に猛禽が登場!ミサゴだ!
慌ててオオセッカの設定のまま撮ったので、真っ黒に。
しかし数分後、魚を掴んで遠くを飛ぶ姿も見られました。
9時を過ぎると、オオセッカたちの声が減ってきました。
変わらず元気なのは、やはりセッカ。体が軽過ぎて、小枝の先でも葉でも、どこでも止まれます。飛びながら鳴きながら、縄張り争いを繰り広げてました。
一方、メインターゲットのコジュリンは、最初の登場以降、遠くを飛ぶ姿を見るばかり。
囀りも聞こえますが、ホオジロと似過ぎて区別がつきません。
諦めきれず、周辺を歩き回っていると、突然目の前から頭の黒い小鳥が!!コジュリンだ!!
すぐに飛び去ってしまいましたが、またしばらくすると、目の前に!
しばらく見ていると、巣のおおよその位置とオスの行動パターンを掴めたので、邪魔しないようにしつつ撮影します。
稲敷大橋とコジュリン。
朝に比べ少しずつ明るくなり、近くに止まってくれることもあったので、なんとか撮影成功。
オオセッカやオオヨシキリに比べるとほとんど鳴きませんでした。囀りはホオジロよりやや大人しい感じでしたね。
最後にしっかりコジュリンも観察できたので、早めに帰路へ。
最後に、霞ヶ浦観察デッキの方にも行ってみましたが、オオセッカが一度だけ近くに来てくれたくらいでした。
ということで、10時過ぎには撤収。
今年の夏の目標だったコジュリンに出会え、オオセッカもじっくり観察でき、楽しい探鳥でした。
それでは。
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