ニシオジロビタキ 「今年も終わるねぇ。」
Musuko 「2021年の間に会えてよかったよ。」
こんばんは、Musukoです！
恐らく、今日が今年最後の探鳥になったでしょう。
そんな訳で、せっかく情報も入ったので、
会いに行ってみようかなぁ、と。
そう！神奈川県藤沢市・長久保公園！！ニシオジロビタキです！！！
５時半起きの８時半着です。
着くまでの住宅街の中で、
で、到着。南門から入ります。
８時半の若干前についたんですが、開いていました。
８時半開園と聞いていたんですが...。
入ってまず一周すると、それほど大きくなさそうです。
三宝寺池くらいかな？
で、その大半が芝生で、西側に低めで暗めな林（？）が
ちょっとだけあるんですね。こんな感じの↓
噂のニシオジロビタキがいるなら、ここだと思うので、
そこをひたすら歩き回ります。
カメラマンさん達は、なんか１箇所ポイントらしいとこに
集まりつつ、10人いるかいないかが疎らにいる感じでした。
すると早速！
ちょっと遠くのツツジの茂みに、その姿を発見！
『チキキキッ！』ってよく鳴くんで、
怪しいなぁとは思ったんですが、ずいぶんあっさり。
ずっとこんな感じかと思ったら、突如目の前に！
タンポポの綿毛と...。
で、ちょっと撮っていると、周りにカメラマンさんがびっしり！
オットさんが「探人家」なんて表現なさってましたが、まさに...。
自分はこうなるまい、と思いましたね。（笑）
で、しばらくサービスタイムが続きます。
で、虫をキャッチ。
なんか、こんな可愛いのに、虫なんですね...。複雑です...。笑
どれ、オジロをしっかり見せてくれ〜、なんて思ってたら、ほい。
本当に、警戒心があるんだかないんだか...。
突如目の前に来て、足先から５０cmのとこに来たかと思えば、
ちょっと動くとすぐ逃げていきます。
しばらく追いかけていると、こんなところに。
１箇所、植物の植っているところにぐるっとロープがあるんですが、
そこがどうやら好きな様子。（カメラマンさんの待機場所です。）
しばらくパラダイスか、と思いきや、
三脚に大砲の長老っぽい方が前を独占し、まーぁ喋る喋る...。
嫌気がさして、反対側に周り一人で撮っていると、
またカメラマンさんが何人か付いてきます...。
それでも、このとき既に20人以上の人がいましたが、
僕が移動してきた方はまだ人が少ないので、静かです。
すると当然、ニシオジロビタキもこっちに寄って来ます。
胸とアイリングの周りがややオレンジっぽい気がするのと、
尾羽の上面の付け根や顔が若干グレーなので、オスの幼鳥ですかね？
で、この子がこっちにくれば、カメラマンさん達もこっちに来ます...。
で、この子は逃げます...。
の、繰り返し...。
少しずつカメラマンさんは増えていき、MAX30人まで。
で、鳥を見つけた人のシャッター音を聞きつけては追いかけ...。
で、それだけじゃくて、撮ってる間に、
道を塞いだり、騒いだり、周りから見たらかなり迷惑ですよね...。
なるべくそうならない様に気をつけはしましたが、
あの場にいた時点で同じですよね、鳥からしたら。
反省。
（一回めちゃくちゃ道を塞いでいる人がいて、
さりげなーく声をかけたら逆ギレされかけたのは秘密です。）
で、ニシオジロビタキも嫌気がさしたのか、
一回ひょーんと遠くへ。
カメラマンさん達は完全に追う気がないようだったので、
飛んだ方へ行ってみると...。
割と近くに、ジョビ夫！
さらに、水浴びしたのか、ずぶ濡れになって再登場！
奇跡の一枚。
しばらく見ていると、主役の座を取られて気に食わないのか、
ニシオジロが帰って来ました！
それも、１m先！
近すぎて動けなかったんですが、さらに！
虫がいたのか、僕の足から３０cmほど離れた地面に降りる！
一瞬でしたが、嬉しかったですね。
そして、ジョビ夫に突進！
見事、枝を奪いました！小さいのにすごいですね。
さらに、僕を挟むように飛び回る、超至福の時間が...。
しかし、こちらがカメラを構えているのが見つかってしまい、
程なくしてあたりはたくさんのカメラマンさんが...。
この構図、どこかで見たことがあるなーと思いましたが、
柳沢峠のコマドリですね。近い状況が。
餌付けはしてないよう（？）なんですが、
三脚構えて喋りながら待って、カメラ構えた人について行く...。
結局、どこもこうなってしまうんですかね...。
こりゃ、鳥も生きづらいでしょうに...。
申し訳なくなって、人混みから離れて帰ろうとしたら。
南口から入ってすぐのあたりで、鳴き声が。
もしかして...。と思って立ち止まっていると。
ニシオジロビタキ 「えぇー？もう帰るの？」
Musuko 「だって人がさぁ...。」
探鳥してる感が皆無です。まぁ実質できてないですが。
ニシオジロビタキ 「ウバメガシ！」
次会いに来るかは分かりませんが、
ここでなくても、日本のどこかで無事冬を超えて欲しいですね。
ニシオジロビタキ 「じゃーねー。」
Musuko 「逞しく生きてくれよ...。」
最後は、倉庫の裏の方へ去っていきました。
で、今日撮った動画を全部ぶち込んだ、最高の（？）動画ができてしまいました！
４分間、ただただニシオジロビタキだけを眺める動画です！
地鳴きも聞けます！
ぜひ！
・・・。
あぁぁぁ、もう！愚痴ります！
読まなくていいんで、ちょっと飛ばしてください！
まず、野鳥を目の前にして、
野鳥を撮っている人がいることを知っていて、
何故！
何故、あんな声で喋ることができるんですか！
鳥に対しても、周りの人に対しても迷惑ですから！
で、鳥を撮りたいなら、人についてこないほうがいいと思うんです！
ここは僕自身もちょっと弱いですよ。
誰かがカメラを構えていたら気になります。
でも！
人を付け回して写真を撮るっていうのは、違うと思います！
自分で探して、自分で撮るのが、ベストじゃないですか？！
人を追いかけて一緒に撮るには、自分も相手もいいことないと思います！
色々考えると、『長久保公園』って名前を出すより、
あえて『神奈川県藤沢市』にした方が良かったかもしれません。
そうすれば、ちょっとでもあそこに人が集まって、
ニシオジロビタキの負担が減るかもしれませんから。
でも、「珍鳥が見たい！」という気持ちは、誰でもあると思うから。
僕がしたように、ひたすら情報を探す苦労を、他の人にはしないで欲しいから。
こうやって書けば、ここに行く人のマナーが良くなると希望しているから。
会えて僕は、これからもなるべく、探鳥地を挙げていきます。
だから。
野鳥と、野鳥を楽しむその場の人たちに、
なるべく気をつけていきます。僕は。
ふぅ、で、長久保公園を後にした後、帰ろうと思ったんですが。
ジョウビタキ・（ニシ）オジロビタキを見て、
BIRDERの特別号を読むと、そりゃあルリビタキが見たくなる訳です。
で、いつもコメントをいただいているマルさんからの情報を元に、
桜ヶ丘公園へちょっとだけ。
入ってすぐ、ガビチョウとコジュケイの
ダブル外来種の洗練を受け、進みます。
すると、遥か彼方に、青い鳥が！
すぐに飛んでしまったので、ぼーっとしながら歩いていると。
ふと目の前に意識を向けると、
コジュケイが10羽くらいでのんびり歩いていました...。
驚いて『あっ』っと言ってしまい、飛んでしまいました...。
がっかりしつつ、飛ばしたことに反省していると、
モズが飛んできました。
で、モズの少し先に！
ツツジの中にいたらしいこいつが、
高いところに出て来てくれました！
これで、冬の３大ヒタキを１日で制覇という念願の目標達成に至りました！
ということで、今日の探索はこれまでです。
今年の間に、もうひと記事出せるかなぁ。
それでは〜。
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